老いらくの恋って言葉を聞いた事がありますか?
読まれて誰もが想像する通り年齢を重ねた人の恋になります。
年齢を重ねてからの恋ってどう思いますか?
いつまでも恋が出来て良い事だと思う人もいるでしょう。
そんな年になって恋って…と思う人もいるでしょう。
はっきり言ってしまえばその人の自由でしょ、という話になってしまうのですが、老いらくの恋ってどうなの?という点について考えてみたいと思います。
老いらくの恋って?
これは昭和23年(1948年)に68歳の歌人川田順さんが弟子と恋仲になって、家出して、その後「墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし」と詠んだ事から発生した言葉です。
歌人川田順さんは当時京都大学経済学部教授・中川与之助夫人で歌人の鈴鹿俊子との恋に苦しみ、自殺未遂を起こし、いわゆる”老いらくの恋”と騒がれた末に結婚しています。
結婚しているから最後はハッピーエンドでいいのかな、と思う部分もありますが、よく考えれば不倫の末じゃない?という考え方もあります。
そう考えるとなんだかな~と感じる気がします。
このケースは当人同士は幸せになったという事でハッピーエンドでいいと思いますが、その騒ぎに巻き込まれた周りからすればただ迷惑と感じる話だったと思います。
ただこのケースは不倫だったという話があるので全面的に賛成するのは難しいですが、もし独身だった場合はどう感じるでしょうか?
年齢を経てする恋もいいんじゃないかと思う
変な事を言いますが、人間は恋愛に対する欲求を持っていますが、その恋愛欲求の中には性的欲求も含まれていると思います。
だから下心がある、お金が絡む、身体だけ、みたいなトラブルというか、問題というか、ちょっとした事が起こるのだと思っています。
では年齢を経た場合どうなるか?と言いますと人によっては性的欲求が強い人もいると思いますが、人によっては性的欲求が薄れているという人もいると思います。
もし性的欲求が薄れている人が年齢を経て恋をしたと考えた場合、もしかしたらある意味ものすごく純粋な恋なんじゃないか?とも考えてしまいます。
打算なくお互いがお互いを求めて安心できる二人、それってある意味恋愛の理想形なのではないか、と思うのです。
何と言いますか、肉体的な結びつきが込みの関係ではなく精神的な結びつきで成り立っている関係とでも言いましょうか…
何かそれっていいな、とも感じます。
ただ良い事ばかりではありません。
年齢を重ねているのに変な勘違いしている人もいるからです
勘違い野郎は最低です
あまり言いたくないのですが、いい年したおっさんが若いキャバ嬢に本気になっている、いい年したおっさんが若い風俗嬢に本気になっている、いい年したおっさんがお金を渡している愛人に本気になっている、なんて話は恋と違うと思います。
女性でも女性用風俗のセラピストにマジ恋して出禁なった、みたいな話も多いです。
これは実際に聞く話ですが、ニュースを見てもいい年した男が若い女性にストーカーした、いい年した女性が若い男にストーカーした、なんてニュースも見ます。
司法試験の考査委員を務めていた明治大学法科大学院の青柳幸一教授(67)が教え子の女性に司法試験の問題を漏洩した問題も下心があったと思います。
年老いてする恋をするのが悪いとは言いませんが、年老いているのに勘違いするのは辞めた方がいいと思います。