ストーカーのニュースって後を絶ちませんが、実際ストーカーする人ってどんな人なのでしょうか?
相手の事が好きすぎて別れておかしくなってストーカーになった、みたいなことを考える人がいますが、それは違います。
相手の事が好きすぎて別れてもまともな人はたくさんいるからです。
どんな状態であっても、どんな状況であっても、どんな言い分であっても、まともな人の方が多い以上、まともではない行動をする人は後付けの話でしかありません。
はっきり言ってしまいますが、別れておかしい状態になって本来普通だった人がストーカーになるのではなく、元々おかしい人が別れてストーカーになる、という話でしかありません。
ストーカーってある時突然ストーカーになるのではなくなるべくしてストーカーになります。
そもそも付き合っている時からおかしい
付き合っている時から束縛、連絡頻度、依存頻度、等がおかしい場合はストーカー予備軍です。
多少の束縛であれば問題ないですが、すべてを把握しておきたい、常に居場所を報告して欲しい、というようながんじがらめの束縛をしてくる人はおかしいです。
言っては悪いですが、相手の事が好きだからしているのではなく自分の為にしているだけです。
自分の事しか考えられない人は別れても自分の事しか考えません。
返信が遅い場合に相手の都合も考えずにしつこく連絡する人がいます。
一度や二度であればかまいませんが、何十通と送ったり、不在着信を何件も入れたりする人がいます。
こういった自分の事しか考えずに行動をする人は別れても自分の事しか考えません。
程度によりますが依存してしまう人も危険です。
別れたら死ぬ、別れたら生きていけない、というような完全に相手に依存してしまう人は危険です。
何故なら、自分、がないからです。
自分がない人は相手に依存して生活しますが、依存先がなくなると絶望して自暴自棄になる可能性があります。
他にも自分に自信がないのにやたら強がって雑に接してくる人や根拠のないプライドを基にモラハラしてくる人、友達のいない人等も気を付ける必要があります。
好きだから見抜けない場合もある
好きになってしまえば相手の欠点を見つける事は難しくなります。
場合によっては欠点も長所に見えてしまう事もあるでしょう。
例えば束縛だって盛り上がっている時であればそれだけ自分の事が好きだと解釈する事も出来ますし、しつこい連絡だってマメな人と受け取る事も好きだからしている事だと受け取る事も出来ます。
依存してくる人だってそんなに自分の事が好きなんだと考える事も出来るでしょう。
何が言いたいかと言いますと恋は盲目というか、一時的に悪い部分を好意的に受け取ってしまう事で関係性が成立してしまう事がある、という事です。
そして関係性が成立してしまうと一定以上好きになってしまう事があり得るとなります。
そうなってしまうとお付き合いしている間はストーカーになる人ともお付き合いは成立してしまいます。
時間が経過すればおかしい点が出てきて別れる事になるのですが、今までの関係性があったりするので別れる事が難しくなります。
しかし元々ストーカー要素がある訳ですから別れ方に気を配らないと被害を受けてしまう事になります。
ストーカーになりそうな相手への対策
ここからは相手にストーカー度というか、程度の話になりますので参考程度に見て頂きたいです。
まず軽度というか、社会的地位を気にしていたり、世間体を気にしている人に関しては周りから強く言う、それを聞かないのであれば警察や弁護士、裁判所からの接近禁止などで対処が可能なケースが多いです。
気が弱くて直接ではなく、間接的なストーカーの場合は友人などから暴力で解決してしまう事も一つの手段です。
ただここで気を付けなければならない事が何も持っていない人の時にこういった手段は選んではいけないという事です。
家族がいて仕事をしていてという人であればいいですが、家族がいない、仕事もしていない、というようなある意味無敵状態の人の場合は暴力が逆恨みに発展する事があるので選んではいけません。
基本的にストーカーと言えどそれなりに軽度のケースの方が多いのである程度のケースまでは解決する事は可能です。
しかしニュースでストーカーの殺人事件を見るように最悪のストーカーに関しての対処はとても難しいです。
最悪のストーカーに関して
最悪のストーカーに関してはいくつかのパターンがあるのでこの方法が絶対に良いという事は出来ませんが、気を付けて頂きたい点があります。
正直気を付けて頂きたい点と言いましても被害者様の方が対策をしなければならないというとても理不尽な話になるのですが、自分の身を一番に考えて頂きたいです。
しつこく連絡してくる相手に対してブロックや削除などをしてしまいがちですが、全く連絡が取れなくなると会いに来てしまいます。
ですから返信をする必要はないですが、未読、既読、等を調整しながら繰り返して相手にまだ可能性があるかもしれないと思わせる事が重要です。
また既読にしておけば相手の行動などの情報を得られる事になります。
基本的にストーカーをする人で利口な人はないので馬鹿みたいに情報を載せてきます。
ですからその情報を間接的に把握しながら近づかない事が重要になります。
後は相手にバレないように物理的な距離を取る事です。
正直ストーカー事件の被害者って居場所がバレているケースばかりです。
実家の住所を知られていたり、住んでいる場所を知られていたり、行動範囲を知られていたり、という形です。
ですから相手の知っている範囲から少しづつフェードアウトしていく事が重要です。
そしてここからは時間がかかりますが、ずっと放置していればいつか違う人を見つけて違う人をストーカーするようになります。
他に人に擦り付けるという手段は良い手段ではありません。
けれど法律も警察も最悪のストーカーに対しては役に立ちません。
自衛しながらうまく逃げるしか方法がないのです。
何で被害者が逃げなければならない、と考える人は多いと思いますが、どうしようもない人に対しては出来る事がないので逃げるしかありません。
ストーカーに対しては常に再作を想定して自分を一番に考えて自衛して頂く必要があります。